英語の参考書ルート
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基礎レベル
1.文法
↓
↓
2.英文解釈
↓
発展レベル
●長文読解
※好きなものを選ぶ
●文法問題
※好きなものを選ぶ
●英作文
英語の勉強の仕方
基礎レベル
1.文法 ~「読むための英文法」をマスターしよう~
さあ、これから英語の勉強をはじめよう!と思い立ったとき……まず、何から取りかかったらいいでしょうか。
とにもかくにも、文法から始めるべきだと思います。
文法は英語の「読み方」のようなものです。
「読み方」が分からなければ、当然ながら問題を解くこともできません。
しかしながら、文法と聞いて嫌だ、つらい、と思う人も多くいると思います。
文法はややこしいことが多く、しかもたくさん覚えなくてはならない、というイメージがありますね。
このイメージはまったく誤解で、実際には、英語の勉強を始める段階で覚えるべき量はさほど多くありません。
大学受験の英語では、文法の勉強は大きく2種類に分けられます。
この2つのうち最初は1だけ勉強すれば良いのです。
「大岩のいちばんはじめの英文法」の内容がこれにちょうど良いです。
また知識の確認として「仲本の英文法倶楽部」もちょうどいい問題集だと思います。
1が学び終われば英語を読む準備は完了なので、次へと移ります。
2に取りかかると、たしかに覚えることは多くなります。
しかし、これは英語の勉強がかなり進んで、力がついている状態で取り組めばいいのです。
最初に2まで手を出そうとすると苦しく、「英文法はつらい」というイメージがついてしまうのだと思います。
とりあえずは英語を読めるようになるのが先決です。
したがって1だけ習得し、次へ進んでゆきましょう。
2.英文解釈 ~1文を確実に読めるように~
1文(日本語で言えば書き出しから「。」まで)であればどんなものでも読めるように練習します。
いろんな文のパターンを見て、その文がどういう仕組みになっているのか、STEP1で勉強した文法の知識で解き明かし、理解します。
ここで迷う受験生が非常に多いです。コツとしては、
英文解釈はまず「英文読解入門 基本はここだ」で勉強します。
これに載っているすべての例文の解説を、自力で再現できるようになるまでやりましょう。
例文集が巻末にあるので、それを見ながら練習します。
理解ができたら暗唱にも取り組みます。
すべて覚えきったとき、入試の英語長文で出てくる代表的な文はほとんど読めるようになっていると思います。
「ポレポレ英文読解プロセス50」はさらに難しい例文が50載っています。
難しいですが、頑張って取り組みましょう。わからないところは必ず、先生に聞きましょう。
演習レベル
●長文読解
「2.英文解釈」までで、とりあえず英語の1文は読めるようになっているはず。
これから先は、さらに長い文章を読んで問題に答えるという実践的な練習に入ります。
本は「やっておきたい」シリーズをやれば十分です。
やり方としては、
などのことをすると良いと思います。
とくに最後の項目は、英語をスラスラ読めるようになる(素早く問題を解けるようになる)ために必要です。
理解が済んだ文章を、なんども読んで練習しましょう。
私大を受ける人は「英語総合問題演習」も良いと思います。また、英文和訳がうまくなるためには「英文和訳演習」も効果的です。
●英文法
ほとんどの受験生は「1.文法」の段階の文法を完璧にするだけでも合格点は取れると思います。
単に数をこなすだけでなく、文法の理論を理解し、使いこなすことが大事です。
1の段階をちゃんとやるだけでその力はつきます。
「ネクステージ」で数をこなしたり、「入試英文法問題特講」で難しい問題に取り組んだりすることで難関大にも対応できるようになります。
●英作文
例文暗記→問題演習というオードックスなやり方に尽きます。
竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本の例文を暗記し、問題を解きましょう。
ポイントとしては、
ことが大事です。